私のキャリアは、社会から求められず、市場価値が低い。
あるエージェントに出会ったことで、知ることになった。
就活をすることなく公務員を4年務め
異業種転職を志した私は、たくさん応募するも全敗。
数打てば当たるだろうという、安易な考えでいたため
書類でたくさん落ちることは予想していたのだが、
志望度が高い会社に、最終までいって落ちたときは
さすがに落ち込んだ。
初めての就職活動だったので、何がダメなのか全くわからなかった。
そんな時に出会ったのが、他とは違ったエージェント。
過去の経歴の洗い出しから、将来のキャリアプランまで、一緒に整理をしてくれた。
逆算的にどこで転職をすれば一番ベストなのか、会社をいくつか提案してくれた。
私がつまづいたのが、過去の洗い出し。
そこで気づいたのが、一貫性のなさ。
長く続けてきたことが何もない、生き当たりばったりの興味で動いている。
他の人からしたら、何故？と思う選択をしてきていて、
なおかつ、私自身も納得感のある根拠が言えないことに気づいた。
それまでは、好奇心と行動力がある人間として、
逆にアピールできるだろ！なんて、ポジティブに思っていた。
それは会社に定着しない懸念にしかならないことを教えてもらった。
そこで提案されたのが、“キャリアの再構築”。
「”営業職”を経験して力をつけましょう」
ビジネスの基礎をつけることが大事だと言われた。
いきたい業界職種に面接で叩き落された私は、
「力をつけて、キャリアを築き、市場価値をあげていかなきゃいけないんだ！」
と、一直線になりました。
仕事内容は、営業代行（BPO）や、新規開拓架電とフォローアップ。
確かに力はとてもつきそうだ。
2～3年もすれば、その後の転職ややりたいことへ一歩近づけるだろう。
でも、何か心のもやもやが消えないことに気づいた。
自分では納得したつもりだった。
市場価値として、営業経験は重宝されやすいことは、頭では分かっている。
でも、心が揺れ動かないのだ。
「市場価値やキャリアで選択することは、自分に合っているのか・・・？」
私は、将来のために黙々と興味のないことに取り組むよりも、
その時その瞬間にトキめく、ワクワクするものに惹かれるんだ。
そう思った。
「そうした結果、今の一貫性のない人生になってきたんだろ？」
「可能性を広げるために、経験を積むべきじゃないのか？」
こんな言葉がたくさん現れては、何度も心の声をかき消していった。
キャリア・市場価値 VS やりたいこと・興味
レディー、ファイ！！！！！
先行：キャリア・市場価値
やりたいことや興味が、ずっと続く保証ある？
やりたい業界の給与水準がかなり低くない？
お金に困ると思うよ？
後攻：やりたいこと・興味
営業は性格的に合わなくない？
お金は十分だけど、自分の時間なくなるよ？
忙しさで、大事なものを失うかもしれないよ？
2人がずっと戦っていて、答えはでてない。
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